長期運用には株式投資信託が良い理由

2025年2月17日公開

日本では約6,000種類の投資信託が販売されています。

その中で自分に合った商品を選択するのは至難の業です。また、それぞれの商品がどんな運用方法で運用しているのか、運用会社はどんな会社なのか、どんなファンドマネージャーが投資の指示をしているのか、そこまで調べることは一般の人では不可能です。
そこを担うのが私たちの役割です。

 

長期運用の基準として、私たちは10年という期間を考えています。10年を経過すると元本割れのリスクは軽減され、目的に応じた資産が積み上がっていく時間だからです。

そして、この10年という期間が担保できるのであれば、投資信託は株式型を選択されることをお勧めしています。

その理由は、長期で見ると良い企業の株価は右肩上がりに成長するからです。

例えば2008年のリーマンショックの時は連鎖的に世界に飛び火して、世界全体の株価が大暴落しました。しかし2年、3年と経過すると少しずつ景気が良くなっていき、株価は戻り、今は過去は忘れたかのように普通に暮らしています。

また、コロナショックの時も同じように、世界の終りのようにメディアが煽り、世界的に株価が落ち込みましたが、それを起点に新しい働き方や生活様式が生まれ、同時に新しい産業も生まれ、経済がより発展していったことは皆さんも理解していることと思います。

2025年は大阪万博の年ですが、55年前の1970年に同じ大阪で開催された万博で「未来」として描かれたものの多くが、今私たちの生活の中では当たり前のものとして、当時よりも更に進化した形で活用されています。

動く歩道、テレビ電話、電気自動車、ロボット・・・
私たちの生活を豊かにして、世界中の人が必要とするモノやサービスを作る企業は大きく成長します。
そして、その会社の株を持つ株主に経済的利益をもたらしてくれるのです。

個別の株への投資は、その企業のみの成果に頼ることになりますが、株式投資信託に投資をすることで、私たちは世界中の上場企業に投資をすることが出来ます。

長い期間で見ると、成長する企業はその時代ごとに変わっていきますが、常に最新の成長企業に自動的に投資を出来るのが株式投資信託の魅力です。