2025年8月6日公開
暑過ぎる夏、ゲリラ豪雨、台風の大型化、そして人里まで下りてくる野生動物。
これらは全て地球温暖化の影響であると言われています。
温暖化による影響は私たちの暮らしを危険に晒しています。
私たちが出来ることとして、そのような問題を解決する企業への投資という方法があります。
「ESG投資」や「グリーン投資」など、環境問題の解決を目指す企業への投資を行うファンドへ注目してみましょう。
年々、夏の暑さが増しているように感じますが、今年の夏もまた、記録的な全国的に猛暑に見舞われています。
気象庁の発表によれば、観測史上最も高い平均気温を記録した地域が続出し、日中の外出はまるで「危険な行為」であるかのように感じられる日も少なくありません。
本来は涼しいはずの避暑地でも、昼間の暑さは厳しく感じます。
先週、伊豆に海水浴に出かけたのですが、昼間の砂浜はまるでフライパンのよう!
日除けテントの下で、小さく丸まって日差しを避けながら過ごす海辺は、一昔前の海水浴とは大きく違ってきているように感じました。
また一方で、山の近くに暮らす方々からは「熊の出没が増えている」という声もよく聞かれるようになりました。
本来、人里には近づかないはずの野生動物が、なぜ私たちの生活圏に現れるようになったのでしょうか。
その背景にあるのが「地球温暖化」という地球規模の問題です。
地球温暖化とは、温室効果ガス(CO2やメタンなど)の増加により地球全体の気温が上昇する現象です。日本ではこの影響が特に夏の気温上昇やゲリラ豪雨、台風の大型化として顕著に表れています。
生態系にも深刻な影響が出ています。例えば、熊は秋になると冬眠に備えて大量のドングリや木の実を食べますが、近年は夏の高温や異常気象の影響で木の実の不作が続いています。その結果、山に食べ物がなくなり、人間の暮らすエリアにまで餌を求めて降りてくるのです。
また、里山や中山間地域では人の過疎化が進んでいるため、獣害対策が行き届かず、ますます熊が出やすい環境が整ってしまっているという現実もあります。
このように、気候変動は生態系のバランスまで崩し、私たちの健康や安全にも影響を及ぼしているのです。
こうした大きな問題を前にして「自分にできることなんてあるのか・・・」と感じる方もいるかもしれません。ですが、たとえ小さなアクションでも、一人ひとりの選択が社会を動かすきっかけになります。
そのひとつが「投資」という手段です。近年、「ESG投資」や「グリーン投資」など、環境や社会課題に着目した投資商品が注目を集めています。
再生可能エネルギー(太陽光・風力など)関連の企業に投資するファンドでは、世界中で導入が進むグリーンインフラに支えられ、長期的な成長が期待されています。
また、環境規制に対応した新そのような特定の社会的・経済的テーマなど、一つのテーマに基づいて作られている投資信託のことを「テーマ型投資信託」と言います。
たとえば「脱炭素」「再生可能エネルギー」「水資源管理」「環境テクノロジー」など、環境課題に対するソリューションを提供する企業に投資する投資信託(ファンド)があります。
素材や省エネ技術を開発する企業も、持続可能な社会を支える存在として注目されています。
こうしたファンドを通じて投資を行うことで、投資家である皆さんは「運用利益の追求」と「社会的意義」の両立を目指すことができるのです。
一方で、テーマ型投資信託には注意すべきポイントもあります。それは「テーマの鮮度」が価格に大きな影響を与える点です。テーマ型ファンドは、ある社会課題や産業トレンドへの注目が集まったタイミングで人気が出やすく、投資資金が一気に集まることがあります。
でも、注目度が一巡するとパフォーマンスが急激に低下するケースも少なくありません。また、特定の業種やセクターに集中していることが多いため、分散効果が弱く、市場の動向に大きく左右される傾向もあります。
そのため、テーマ型投資信託は「長期保有で安定的に資産を増やす」といった目的よりも、「特定のテーマに共感し、一定期間の成長を狙う」ような戦略に適しています。資産全体の中でバランスを取りながら、他の資産と組み合わせて使うのが現実的です。
さらに、名目だけ「脱炭素」「ESG」「グリーンエネルギー」を掲げていても、実際はまったく関係ない企業に投資をしていて実態が伴わないものも見受けられます。
派手なテーマ名に安易に飛びつかない注意深さも必要です。
それでもなお、テーマを持ったファンドを選ぶことには大きな意味があります。それは「どんな未来を応援したいか」という、投資家としての意思表示になるからです。
あなたの資金が、環境保全や脱炭素社会の実現を目指す企業の成長を後押しし、その結果として社会が少しずつ変わっていく――。それは、私たちが未来の世代に手渡せる「責任あるお金の使い方」のひとつと言えるでしょう。
これは、市場全体に投資するいわゆるインデックス投資では実現できない投資行動です。
なぜなら、インデックスファンドはその市場を構成する企業全体に投資を行うため、環境保全や脱炭素への取り組みが不十分な企業にも、意図せず投資資金が配分される可能性があるからです。
異常な暑さや野生動物の出没といった現象が、「地球温暖化」という大きな問題の一端であると気づいたときこそ、私たちは自分の生活や選択を見直す機会なのかもしれません。
投資は、すぐに結果が出る魔法ではありません。しかし、それは確実に「意思あるお金の流れ」を生み出し、私たち自身の未来にも、そして地球全体の未来にも変化をもたらします。
この夏を、ただ暑さに耐えるだけの季節にせず、未来の地球に向けて「意思ある一歩」を踏み出す夏にしませんか?
自身の未来を創る投資。地球の未来も一緒に創る想いを込めて、投資先を選ぶ視点を持ってみてはいかがでしょう。
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