2026-07-05
自分の401k、「何で運用しているか」を確認したことはありますか?
元本確保型と投資信託——その違いと選び方を、やさしく整理します。
(所要時間:約5分)
毎月コツコツ積み立てているから大丈夫——そう思っていませんか?でも401kは、「積み立てているか」だけでなく「何で運用しているか」で、将来の結果が大きく変わります。
夏休みやお盆で少し時間がとれるこの時期は、自分の401kの“中身”を見直す絶好のタイミング。この記事では、商品の選び方と確認のしかたを、順番に整理します。
毎月コツコツ積み立てていれば安心——と思いがちですが、401k(企業型確定拠出年金)では「何で運用しているか」によって、将来の結果が大きく変わります。
401kで選べる商品は、大きく2種類に分けられます。
| 元本確保型 (定期預金・保険など) | 投資信託 | |
|---|---|---|
| 値動き | ほとんどなし (元本割れしにくい) | 上下する (元本保証はない) |
| ふえ方 | 金利分のみ。 少しずつ | 長期では 成長を狙える |
| 向いて いるお金 | 使う時期が近い・ 減らしたくないお金 | 老後まで時間がある・ じっくり育てたいお金 |
元本確保型は「減りにくい」のが強みですが、金利がついても物価の上昇に追いつかないことが多く、長い目で見ると“増えない置き場所”になりがちです。一方の投資信託は値動きこそありますが、老後までの長い時間を味方につけられます。
加入のときに運用商品(配分)を自分で選ばなかった場合、掛金は自動的に「指定運用商品」へ積み立てられます。この指定運用商品が何に設定されているかは勤務先によって異なり、元本確保型のこともあれば投資信託のこともあります。
つまり、「とりあえず加入」のままだと、自分が何で運用しているか分からない——というのが、実はとても多いケースです。
残高の大半が元本確保型になっていると、長く積み立ててもほぼ横ばい、ということが起こります。まずは加入者サイトで「いまの商品の内訳」を一度確認してみてください。意外と「全額が定期預金だった」と気づく方は少なくありません。
※指定運用商品の内容や、配分を変更できるタイミング・方法は勤務先の制度によって異なります。詳しくは加入者サイトや勤務先のご担当者でご確認ください。
大事なのは「全部を投資信託にすべき」ということではありません。自分が受け入れられる値動きの範囲(リスク許容度)に合わせて、バランスを決めるのが基本です。老後までの期間が長いほど、値動きのある商品を取り入れやすくなります。
夏休みやお盆で少し時間がとれるこの時期に、次の3つだけ確認してみましょう。
「減らさないこと」と「増やすこと」は、別の目標です。どちらをどれくらい重視するか——夏のうちに一度、自分の401kの中身とあわせて考えてみてください。