導入メリット

企業型確定拠出年金の掛金は、基本的には事業主が掛金を拠出する「事業主掛金」ですが、選択制確定拠出年金の場合、給与の一部を減額し、その減額分に掛金拠出の枠を設けて、希望する従業員が任意で掛金を拠出する制度のため、追加で事業主が負担をすることなく始められます。

公的年金への不安は、従業員だけでなく、社長や役員にとっても同様です。中退共では加入が認められていない、社長や役員でも、選択制確定拠出年金制度を導入することで、掛金の拠出が出来るようになります。しかも掛金は全額法人の経費です。

会社にとって、固定費の削減はいつも課題のひとつではないでしょうか？選択制確定拠出年金制度では、従業員が給与の減額部分を掛金として拠出することで、社会保険料の軽減効果が期待できます。

採用の現場では、確定拠出年金制度があるかどうかを聞かれるケースが増えているようです。iDeCo（個人型確定拠出年金）からの移行も出来る選択制確定拠出年金制度は、人材採用の上でも大きなメリットになっています。